9 | 10月 | 2017 | twig design – ちぐむ      

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1005 鳥取〜島根の旅 -完結編- 2017-1009

しばらく、誰ともすれ違うことなく車で突き進んできました。

たどり着いた先で、車を降りて歩きだす。

廃村してるのかと思うほど、だーれも居ない。ほんとに。

平日だから仕方がないのかな。

途中、いきなり野生の鹿に遭遇したり。

草の揺れる音も、鳥の鳴き声も、どこか獣的で。

「トトロ」というより「もののけ姫」的な感じ。

ちょびっと、ビビリながらひとりでひたすら進む。

平日だから仕方がない。

 

そんな道を800mほど進んで、ようやく鳥居が出現。

ここまで来るだけでもヘトヘト・・・。

 

さて。

『韓竈神社(からかまじんじゃ)という神社に来ました。

「植林法」やタタラ製法などの「鉄器文化」が開拓された地。

元々来る予定が無かった場所で、「タタラ」という単語に惹かれて

急に思いついたもんだから、まったく下準備なし。

人の気配は相変わらず無い。もうあきらめた。

鳥居をくぐっても、こんな感じ。

今度は、ひたすら階段を登る。

階段といっても、石を積んだやつで

段差も高く足場も悪いので、かなりしんどい。。

ちなみに、スマホの電波は届いてません。

途中で足が上がらなくなったけど、休む勇気も無く。

15〜20分ほど登ったかな?

根っこの絡んだ岩が見えだした。

振り返ってみたけど、逆に恐怖、、、

いやはや、また進む。

ようやく、柵が出てきた。

たしかに、登りにくい。。汗

さらに息を切らせながら進んでくと

 

 

出てきたのは、こんな岩の隙間。

もちろんここを通らなきゃならない。

進んでから振り返ったらこんな感じ。

その幅45センチと噂される隙間。

なんか、何かを試されてる感が満載。

 

で、するする抜けた先にあったのは

小さなお社でした。

 

肝っ玉の小さな僕は

行きも戻りも、ちょっとだけ死を覚悟するくらい壮絶でした。

韓竈神社・・・なかなかの修行感。。。

 

さて、その後は帰りの道順にて

『美保神社』に到着!

えびす様が祀られている神社です。

ちょっと周辺ブラブラして、

美保関灯台に寄って

カフェとかお土産やさんとかほぼ休みで

残念だったけど

平日だから(←しつこい)。

 

なんとか無事に金沢に向けて帰路につきました。

なんだか、本当に修行のような旅だったなぁ。

といいつつも、本当に楽しい旅でした。

 

おわり。

(また行こーっと。)

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